ひよころ鶏園の鶏たち

烏骨鶏

 烏骨鶏は中国で古くから『長寿』や『美容』に効果があるとして、鶏として唯一薬膳として珍重された珍しい鶏です。また、霊鳥として『不老不死』の食材とされた時代もあったようです。
 現代でも栄養と味が一般の鶏卵に比べて優れているそうで、実際に卵も小粒ではありますが卵黄の濃厚さやコク・旨味など他の地鶏よりも優れており、素直に「美味しいなぁ」と感じる事が出来ます。

 ひよころ鶏園では開園当初から飼育していますが、羽数は雄鶏を含めて200羽程度の飼育となり、一日の生産量も春と秋にはたくさん出ますが、通常20~30個前後の生産量ですので通年を通しての安定供給が難しい鶏です。
 当鶏園では基本的に自家育成をしており、卵も殻が白くやや細長いタイプと、色がやや茶っぽく殻が厚めで少し大きめの卵があります。
 烏骨鶏の卵は白いものが一般的ですが、2005年から2013年夏まで一羽だけ、殻のしっかりした茶系の卵を産む羽毛がややうっすらとレモン色の烏骨鶏がおり、産卵率もさることながら非常に子育てが上手な烏骨鶏でしたので、積極的にその『レモン』の仔を増やしていました。その為、現在では数種類のパターンの卵があります。
 また、自家繁殖を行う為、烏骨鶏は雄雌共に4系統程飼育しています。
(下図:左からそれぞれ殻と中身が対応してます。)
 味の特徴は、にいがた地鶏の味を濃厚にした感じで野菜にも似た旨味があり、コクや甘みといった味が純粋に他の鶏よりも濃厚ですが臭みがありません。
 サイズも小粒ですが、卵黄は他の鶏と余り変わりが無い大きさで、卵白の比率が少ないのでより旨味を感じやすいです。
 ぜひ、はじめは良質な天然塩(コチラ)などをほんの少し振りかけて、烏骨鶏の繊細な味をゆっくりと味わってみて下さい。
 なお、烏骨鶏は薬膳にも登場する希少な鶏です。コクと旨味が凝縮したような味ですので、酢卵にして召し上がっていただくのもおすすめです。
 そして、ひよころ鶏園の特徴である人工飼料・ビタミン剤・抗生物質などを一切使用せず、地元のお米を中心とした餌づくりと、のびのびと育む環境が卵の臭いの原因となる糞や内臓臭さを感じさせないので、烏骨鶏の本来の美味しさを味わう事が出来ます。
 卵のコクや濃厚さは色と同様に飼料で人為的に調整が出来ますが、ひよころ鶏園では卵の生臭さの原因となる配合飼料は一切使用せず、メチオニンやリジンなど必須アミノ酸の摂取の為に魚粉末も良質な鰹節粉末を鶏達が無理なく卵を産める必要最低限度のみ給与しておりますが、卵を濃厚な味にする目的での使用は一切していません。
 卵の色も味も自然なままです。お醤油などをドボドボとかけると卵の繊細な味は良く分からなくなります。ひよころ鶏園では、生臭さが皆無である事を非常に大切に生産しております。
 少量多品目の自然由来の飼料を、極力国産で鶏達に給与する事が自分たちの考える安心・安全であり、アレルギー等の原因となりえる物質の排除につながると、考えています。

 のびのびと自由に大地を動き回り、地元で収穫されるお米など自然の飼料のみでゆったりと育んだひよころ鶏園の卵は、炭酸ガスをたっぷりと含んでうっすらと黄色味を帯びギュッと詰まったような白身が、山野草や乾草に由来する柔らかなレモンイエロー色の黄身をしっかりと包み込んで放しません。

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